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教授資料用 音声データベースの構築と検索ツールに関する研究
https://nier.repo.nii.ac.jp/records/1148
https://nier.repo.nii.ac.jp/records/1148b3ab43d4-7f25-4d6f-a47f-731abc511a3f
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 報告書 / Research Paper(1) | |||||
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公開日 | 2015-02-23 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 教授資料用 音声データベースの構築と検索ツールに関する研究 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_18ws | |||||
資源タイプ | research report | |||||
研究代表者 |
小松 , 幸廣
× 小松 , 幸廣 |
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報告年度 | ||||||
日付 | 1995-03 | |||||
日付タイプ | Issued | |||||
内容記述 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 本研究は、平成5年度~ 平成6年度の2力年間にわたる文部省科学研究費補助金(一般研究(B))の交付を受けて実施したものであり、教材となり得る各種音声情報のデータベース化に関わる問題点を明らかにするとともに、教材用音声データベース検索システムのモデルを構築することを目的としている。これまで音声の教材利用は、記録再生が可能なものとしてテープレコーダ、流通している音声情報の利用としてレコード、CDなどのメディア及び関連機器が中心となっていた。しかし、これらのメディアや機器を使った場合、音声情報の管理や利用は必ずしも容易ではなく活用も充分とは言えなかった:、特に利用しようとする音がどこに入っているか探したり、切り出したりする操作は時間と労力のかかる作業が伴う。これは音声を教材として有効に利用するための障害にもなっていた。こうした音声情報の取り扱い上の欠点を補い、教材としての価値を高めるためにはデータベース化が必要であり、平行して音声データ特有の検索手段を研究開発する必要があると考えた。現在すでに、音声情報をデジタル化し、コンピュータ上で扱う技術は確立されているが、特別な装置を必要とする。しかし、パーソナルコンピュータのマルチメディア化が一般的になりつつある昨今、音声情報を扱う機能が標準仕様で装備されるようなってきた。こうした状況下で音声情報のデータベース化とその利用は教育現場においても近い将来充分実用化の見通しが持てるものとなった。このようなことから本研究では教材として利用可能な音声情報を収集する一つの方策として小、中学校の教科書に出現する音声に関する記述の抽出を行った。その結果に基づぎ自然の音""を中心とする音声の収録を行った。音声の収録は困難を予想していたが、特に自然の音の収録では予想をはるかに上回る膨大な時間を要する作業となった。また、収集した音声データから必要とする部分を抽出する編集作業においても多くの時間を費やすことがわかった。この部分の作業については音声データの切り出しツールを開発しこれに対処した。音声のデータベース化に当たっては、教材として利用するための検索方法について検討した。その結果、音声データの呼び名、擬声語、擬態語あるいは波形パターンなど教育用として柔軟な検索方法について検討を行った。特に音声を文字で表現するために必要な情報として音声を聞いて得られるイメージを小中学生を対象に調査し、その結果を反映させた属性項目を設けた。また、小学校低学年でも扱えるように属性としてイラストでジャンル、イメージ等を表現した。また、国語辞典の見出し語を音声辞書として構築することで言語教育用音声データベースの試作を行った。現在イラストを使ったジャンル別シーンによる検索が可能なシステムの基本設計が終了した段階であり、試験システムの開発と評価は今後の課題として残されている。 | |||||
関連サイト | ||||||
識別子タイプ | URI | |||||
関連識別子 | http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN14050840 | |||||
関連名称 | CiNii Books |