@techreport{oai:nier.repo.nii.ac.jp:00000969, author = {大杉 , 昭英}, month = {Jan}, note = {国立教育政策研究所では,国立大学教員養成系大学・学部において「優れた取組をしている大学教員」を対象として,「教員養成担当の大学教員」に求められる資質能力,成長の機会,望ましいFD等に関して調査を実施し,報告書を作成した。1.調査研究の概要国立大学教員養成系大学長・学部長より「優れた取組をしている大学教員」として推薦された人に対して,「教員養成担当の大学教員」として求められる資質能力やその成長に関して調査を実施した。調査対象者は81名であり,有効回収票は65名である。本調査研究は『教員養成等の改善等に関する調査研究プロジェクト』(平成25~26年度,研究代表者:大杉昭英初等中等教育研究部長)の一部である。2.調査結果の概要?「教員養成担当の大学教員」に求められる資質能力として想定した23項目を挙げ,必要度を質問した。その結果,「とても必要である」という回答が6割を超える項目は,「教員養成担当者としての自覚(81.5%)」,「授業のデザイン(75.4%)」,「学生とのコミュニケーション(67.7%)」,「学校現場での教育実践と関連づけた授業の実施(66.2%)」,「授業やカリキュラムの改善(64.6%)」,「学生同士が教え・学び合う仕組みづくり(63.1%)」「実践と理論の往還型のプログラムのデザイン(63.1%)」であった。?「優れた取組をしている大学教員」になる上で有益な機会として想定した30項目を挙げ,有益度を質問した。その結果,「とても有益であった」と回答した割合が高い上位5項目は「現職教員との交流(66.2%)」,「自らの意思による試行と実践(64.6%)」,「学生の教育実習等の現場体験への参画(52.3%)」,「同僚との議論(52.3%)」,「卒業生である現職教員との交流(47.7%)」であった。?「教員養成担当の大学教員としての自覚を高め,教員養成における立ち位置を理解するプログラム」など,「教員養成担当の大学教員」に求められる資質能力に着目したFDプログラムが有効となる可能性が示唆された。}, title = {国立大学教員養成系大学・学部において優れた取り組みをしている大学教員に関する調査報告書(平成25年度~平成26年度プロジェクト研究(教員養成等の改善に関する調査研究)報告書)}, year = {2014} }