@techreport{oai:nier.repo.nii.ac.jp:00000799, author = {工藤, 文三}, month = {Mar}, note = {本研究は、様々な分野や立場の方々の参画を得て、より効果的・創造的である学びの場の仕組みを考え、子どもたちの支援を行い得る未来の学校を自由に構想することを目的に行われた。欧州の公的機関では、多様な専門家やステークホルダーを集め、対話と協調から未来の価値を生みだす場(=フューチャーセンター(future center))を創出する取組が広がりをみせている。本研究は、このフューチャーセンターに類したものであり、教育のイノベーションのための知恵を結集する創造的思考の社会的装置として、また、これからの新しい研究スタイルを導入していく足がかりとして、知的創造の場となることを意図して実施された。 調査研究は、次の?から?の手法を用いて実施した。 1.ヒアリング調査(4名)・ビジネス・ブレークスルー(BBT)大学院大学学長 大前研一氏・劇作家・演出家 平田オリザ氏・東洋大学理工学部教授・シーラカンスK&H代表 工藤和美氏・明治学院大学学長 大西晴樹氏 2.フィールド調査(7か所)(1)大田区立矢口小学校、(2)特定非営利活動法人シブヤ大学、(3)公益財団法人連合生活開発研究所、(4)ケイ・インターナショナルスクール東京、(5)ふじようちえん、(6)国立科学博物館、(7)明治学院大学 3.委員による現状の課題分析と未来の学校へのアイデア提出・研究会を16回開催して討議(うち2回はヒアリング調査のみ) 4.外国比較調査(韓国)文化的類似性のある韓国を選択し、委員の専門性に応じ、下記の観点からそれぞれが調査を実施。‐韓国の不登校・発達障害児に関わる社会教育施設の調査‐韓国における才能教育に関する調査‐韓国の教育政策研究に関する最新の研究動向についての調査‐学校と地域社会との連携に関する比較調査本研究で議論した「未来の学校」とは、機能概念としての学びのネットワークであり、学びの経験の集積、かつ総体である。未来の学校は、「教育」から「学び」へと発想が転換されることで、学びのためのスキルの育成が重視される。そのため、現実社会を反映し得る、多様な学習の場、多様なインストラクション、多様なスタッフが必要と考えられることから、物理的に存在する「学校」の機能は、教育プログラムの提供と子どもの学びのコーディネートであると規定した。(*詳細は報告書をご覧ください)}, title = {未来の学校づくりに関する調査研究}, year = {2013} }