@techreport{oai:nier.repo.nii.ac.jp:00000754, author = {伊勢呂 , 裕史}, month = {Mar}, note = {本報告書は、平成13年度に、文部科学省生涯学習政策局より委託を受けた「家庭の教育力再生に関する調査研究」の研究成果報告である。 いうまでもなく、家庭は社会を構成する基盤をなすものであり、そこでの教育は一生涯にわたって人間が生きていく上での基礎を形づくる。しかしながら、近年、子育ての環境の変化や家庭の教育力の低下が指摘され、テレビなどでは、家庭でのしつけや子育てをめぐるトラブルが、しばしば見聞されるようになっている。 こうした状況の下で、国民一人ひとりが、家族の一員として、また地域の住民として、家庭での教育を充実させるよう努力することが望まれるとともに、行政機関をはじめ関係者の積極的な取組みが求められている。本調査研究は、このような問題状況を踏まえ、今日の家庭での子どもの人間形成にかかる教育の現状と家庭を取り巻く環境が家庭教育に及ぼしている影響などについて把握し、ひいては様々な立場で行われている家庭教育充実のための取組みを支援することを趣旨として、実施したものである。本調査研究においては実際に子育て中の人や子育て経験者に対する全国的な質問紙調査として、全国12,000人の方々を無作為抽出して回答をお願いし、4,000人近い人たちから回答を寄せていただいた。このような家庭教育に関する全国規模の調査は、他に例のないものである。また、特筆すべきは、多くの回答者の方々から、単に質問紙に回答するのみならず、しつけに関する積極的なご意見やご提言をいただいたことである。これらを読むと、現代のしつけや子育てに関する悩みの深さ、関心の深さなどが実感される。家庭教育はすべての教育の出発点であるが、少子化・核家族化等に伴い、家庭の教育力の低下が指摘されている。そこで、家庭でのしつけの実態や家族・子育てに関する意識の変化などの家庭の教育力に関する実態等について調査分析し、今後の支援方策を探ることを目的とした。調査は、質問紙調査により、家庭でのしつけの実態や家族・子育てに関する意識の傾向、特にそうした点に関する〈現代の親たちの特徴〉に焦点を当てて実施した。}, title = {家庭の教育力再生に関する調査研究 文部科学省委託研究 平成13年度「家庭の教育力再生に関する調査研究」報告書}, year = {2002} }