@techreport{oai:nier.repo.nii.ac.jp:00000471, author = {勝野 , 頼彦}, month = {Mar}, note = {この報告書は、国立教育政策研究所のプロジェクト研究である「教育課程の編成に関する基礎的研究」(平成21年度~平成25年度)の平成24年度における研究成果をまとめたものである。 本研究は、「社会の変化の主な動向等に着目しつつ、今後求められる資質や能力を効果的に育成する観点から、将来の教育課程の編成に寄与する選択肢や基礎的な資料を得る」ことを目的としている。本報告書では、平成23年度の報告書3における研究開発学校の実践事例分析に基づく提言-「社会の変化に対応して求められる資質・能力を育成する観点から教育課程を編成する必要がある」-並びに、諸外国における研究や実践の動向を踏まえ、これからの学校教育で育てたい資質・能力を「21世紀型能力」を提案している。「21世紀型能力」は、学力の三要素(1 基礎的・基本的な知識・技能の習得、2 知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・ 判断力・表現力等、3 学習意欲)を「課題を解決するため」の資質・能力という視点で再構成し、さらに、現行学習指導要領において「確かな学力」・「豊かな心」・「健やかな体」として示されている知・徳・体の調和のとれた人間性の育成という理念について、知・徳・体を総合的に関連づけて捉えることによって、これからの学校教育で身に付けさせたい資質・能力として示したものである。「21世紀型能力」は、具体的には、「思考力」を中核として、それを支える「基礎力」、その使い方を方向づける「実践力」という三層構造で構成されている。ここで再構成した資質・能力は、今日、諸外国で求められている能力観とも一致しており、今後、学校生活全体、全ての教科や領域等を貫いて育てたい資質・能力である。本研究では、この「21世紀型能力」を学校教育の目標として教育課程全体を捉え直すことによって、現行学習指導要領が目指している「生きる力」の育成をより実効性あるものとする教育課程編成の基本原理を提案するとともに、この原理に基づいた学習指導を可能にするための示し方について、複数の選択肢を挙げて検討した。}, title = {社会の変化に対応する資質や能力を育成する教育課程編成の基本原理(教育課程編成に関する基礎的研究 報告書5)}, year = {2013} }