@techreport{oai:nier.repo.nii.ac.jp:00000467, author = {教育課程研究センター}, month = {Oct}, note = {生徒たちに職業についての基礎的な知識と技能,勤労を重んずる態度及び個性に応じて将来の進路を選択する能力を養うことは,学校教育の重要な目標であり,いわゆるキャリア教育として小中高校で取り組まれてきたところです。しかし,PISA 調査(OECD 生徒の学習到達度調査)の結果などから,わが国の中高生は,特に理数系教科を学ぶ意義や有用性の意識の程度や科学が関連する職業について学んだという意識の程度において,国際的に著しく低い水準に止まっていることがわかっており,中高生が,十分な知識や職業観を持たないまま,進路や学習コースを選択している可能性があります。そこで,中学校と高等学校段階の生徒が,各教科の学習にどの程度の意義や有用性を感じて進路を選択したり理系や文系を選択したりしているか,また,学校や学校外での教育的活動や様々な環境要因がどの程度関係しているかの実態を把握することによって,理系文系進路選択に関わる課題を明らかにし,より適切な進路選択と職業観の形成に向けた方策の検討に資することを目的として,本調査を実施することにいたしました。本調査は,共同調査の形態で,生徒の意識の全国的な実態(全国値)の集計に必要な標本部分の調査を,平成23 年度科学研究費補助金基盤研究(B)「科学リテラシー教育における理系の職業観と理系進路の意識形成過程」(課題番号22300274)によって実施し,学校の属性別に捉えた実態(学校属性値)の集計に必要な標本部分の調査を,国立教育政策研究所プロジェクト「中学校・高等学校における理系進路選択に関する研究」で実施しました。また,スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校の代表値の集計に必要な調査は,独立行政法人科学技術振興機構(JST)理科教育支援センターで実施しました。本報告は,そのうち,国立教育政策研究所で実施した学校属性値の集計に必要な標本部分の主な調査結果を報告するもので,小倉康客員研究員(埼玉大学教育学部准教授)を中心に作成されました。}, title = {理系文系進路選択に関わる意識調査-学校属性別集計結果の概要-(国立教育政策研究所プロジェクト 「中学校・高等学校における理系進路選択に関する研究」 初等中等教育015)}, year = {2012} }