@techreport{oai:nier.repo.nii.ac.jp:00001432, author = {国立教育政策研究所}, month = {Mar}, note = {本報告書は、平成24年12月18日に開催した平成24年度教育改革国際シンポジウム「ESDの国際的な潮流」の内容をまとめたものである。「国連ESDの10年」の最終年会合に先立ち、ESDの理念や実践に関する歴史的な経緯、特色などを理解するとともに、未来の教育のあり方を展望・考察することを趣旨とする今回のシンポジウムでは、世界の主な地域におけるESDの現状と課題についての発表及びESDの過去・現在・未来について討論が行われた。現状と課題についての発表内容は次のとおり。ヨーロッパ地域:ミッシェル・リカード(フランス・ボルドー大学)ESD導入の社会経済的背景、欧州機関のDESDの取組、欧州の類似した2つのESD戦略、EUの学校教育と高等教育に関するESD政策、ESDの評価と指標、ESDの今後の展望。北米地域:チャールズ・ホプキンス(カナダ・ヨーク大学)北米におけるESDの活動状況、ESDの先駆的取組、学校でESDを実践するための7段階、ESDのためのノンフォーマル教育の現状、カリキュラムに組み込まれる課題、カナダの教育現場の指導者養成、北米の今後のESDの見通し。オセアニア・アジア地域:野口扶美子(認定NPO法人「ESDの10年」推進会議)オーストラリアの持続可能性に関する課題、ESDとEfSの違いと類似性、EfS発展の背景、主な政策文書・宣言、国家のEfSネットワーク、オーストラリアの教育制度の中でESDを実践するための学習教科や総合的学習カリキュラムの導入、EfSを支える仕組みとしてAuSSIの成果と課題。日本:角屋重樹(国立教育政策研究所)学校におけるESDの成立要件の明確化、ESDの学習指導過程の具体化について実践研究の成果と課題。ESDの過去・現在・未来についての討論内容は、次のとおり。ESD研究と総合的な学習の時間の成果と課題、オーストラリアの総合的な学習の事例、ESDと学力向上の相関性、国研のフレームワークの学校での利用状況や成果と課題、ユネスコスクールにおけるESDの成果と課題、環境省の国研のESDフレームワークの利用の仕方と現状、ESDを実践できる教師を育成するための教員養成と現職教員研修をつなげた体系的な教師教育システムの必要性、教材・教具の開発の必要性、地域の教や地域学の構築の必要性。}, title = {ESDの国際的な潮流 平成24年度教育改革国際シンポジウム開催報告書}, year = {2013} }