@techreport{oai:nier.repo.nii.ac.jp:00001294, author = {吉岡 , 亮衛}, month = {Mar}, note = {本研究は、平成15~17年度に日本学術振興会の科学研究費補助金基盤研究(B)(一般研究)による研究であり、『学校での学習内容と成人の科学的知識の関係性についての日独比較研究』の研究テーマのもとで、科学概念の形成や科学的知識の獲得に及ぼす要因の究明を目指し、日独の高校一年生を対象とした比較調査研究である。本研究では、3年間の研究期間の間に2つの調査研究を行った。一つは、「科学」という概念について、認知面と情意面の調査問題を用意し、高校1年生を対象とした質問紙調査であった。もう一つは、「科学」に対する心構え(態度)について、同じく高校1年生を対象とした質問紙調査を行った。本研究の究極の目標は、学校での科学の学習が成人の持つ科学的知識とどのような関係にあるかを明らかにすることであった。しかしながらそのために成人の持つ科学的知識と学校の学習内容を直接比較することはできない。そこでまず万人向けの科学教育の終了時点(ここでは高校1年生)に、「科学」について何を身につけたかを認知面と情意面の両面から押さえ、さらにそれ以降の人生において科学に対する学習の礎となる「科学」に対する心構えの様態について明らかにすることを本研究では目指した。本報告書は、3年間の研究のまとめではあるが、調査研究のプロセスと得られた結果の報告に重きを置いた。}, title = {学校での学習内容と成人の科学的知識の関係性についての日独比較研究}, year = {2006} }