@techreport{oai:nier.repo.nii.ac.jp:00001238, author = {五島 , 政一}, month = {Mar}, note = {2002年から実施されているわが国の新教育課程では、子どもたちの「生きる力」を育てるために、自然体験や探究的な活動、問題解決的な学習が一層重視されている。それらの基盤になるのは「体験学習や野外学習」である。新教育課程では、理科や総合的な学習の時間などで実施できる枠組みが用意されている。しかし、体験学習や野外学習がイベントだけで終わらないようにするためには、各学校や各教科でしっかりとした教育理念に基づいて教育課程(カリキュラム)を構築する必要ある。現状では、総合的な学習の時間が新教育課程の主旨を十分に生かしたものばかりとは言い難い。その原因の一つには、例えば教師がカリキュラムを構築するための教育理念や経験をもっていない点にあると考えられる。アースシステム教育は、それらに対応できるカリキュラム作りの基盤を提供することができると思われる。アースシステム教育は、教師教育プログラムを持っている。その教育プログラムは、野外学習や探究的な学習、問題解決的な学習を指導できる能力をもった教師を育て、また総合的な理科教育や総合的な学習を展開(指導)できる能力をもった教師を育てることにつながる。現在、そのような能力をもった教師の育成が求められている。アースシステム教育を展開できる教師教育プログラムを作成することは、「生きる力」を育てる教育を実施できる教師を育てることに関連している。この研究の目的は、(1) 日本の文脈に適したアースシステム教育のモデルを提示する、(2) 今後日本の理科教育に求められる社会施設・外部の人材やインターネットを利用した相互交流的な学習を展開できるシステムを提示する、(3) そのシステムを運用できる教師教育プログラムを提示することである。本報告書は、(3)の教師教育プログラムの開発に関するものである。この報告書の中に含まれる教師教育プログラムは、計画段階のものからすでに実施されたものまで含まれている。, 13571043}, title = {アースシステム教育の国際比較研究に基づいた教育システムの開発に関する実証的研究 平成13年度~16年度科学研究費補助金(基盤研究B(2))研究報告書第1集「アースシステム教育とその教師教育」}, year = {2003} }