@techreport{oai:nier.repo.nii.ac.jp:00001003, author = {立田, 慶裕}, month = {Mar}, note = {●研究の目的:本研究は、研究所の第1期中期目標の一つ「国民の生涯学習のニーズの把握と、実証的根拠に基づく生涯学習政策の課題の探求」を目標とする。国民の学習ニーズの近年激しく変動する状況に応じて、その実態把握を主たる目的とする研究である。●研究の特色は次の3点にある。1)継続的な学習ニーズ調査研究:これまでの次の3つの研究を踏まえた長期的研究である。「成人の生涯学習の意識と実態調査」(平成3年)「企業および従業員の教育訓練・研修に関する調査」(平成3年)「生涯学習の学習需要の変化に関する縦断的研究」(平成13年)2)生涯学習の現代的課題および喫緊の課題に関する調査研究:これまで取り組んだ「高齢者教育」や「キャリア教育」、「メディアリテラシー」など生涯学習の主要な現代的課題についてとともに特に重要な生涯学習の政策課題として、「家庭教育の支援」の研究と、本研究実施期間中に発生した東日本大震災を考慮し、家庭における防災教育と防災教育のためのメディアを内容に取り入れた。3)「変化の激しい社会を生き抜く成人の総合的な力」を支援する研究:平成20年中央教育審議会答申で述べられた各個人の「総合的な力」について、職業人調査、高齢者調査の調査項目を加えた。●研究の方法と期間:職業人調査、メディア活用調査、家庭教育、高齢者の社会参加の4チームを編成し、各課題のインターネット調査を実施。研究期間は平成22〜24年度で、所内所外計24名が参加して調査の実施と分析を行った。●主たる成果:社会に出てからの学習を8割の職業人が重要と考えている(職業人調査)。無業者に学習意欲の向上施策と学習支援策が必要(同)。学習阻害要因として学習費用の問題が急上昇(同)。情報セキュリティの問題が顕在化(メディア活用調査)。学歴や収入、地域による学習格差が存在(同)。具体的な防災対策を行う個人が3割にすぎない(同)。親の半数が育児経験も家庭教育の学習も不足(家庭教育調査)。小児医療の体制整備や教育費の負担軽減への要求が8割以上ある(同)。子育て不安を6割の親が持つ(同)。地域の子どもと親の関わりはさらに減少(同)。高齢者の4割に友人がいない(高齢者調査)。友人の有無が社会参加に大きく影響している(同)。高齢者の学習活動の多様さが収入により規定されている(同)。}, title = {生涯学習の学習需要の実態とその長期的変化に関する調査研究}, year = {2013} }